2017/04/14
このタイミングで高槻魂!!2014のドキュメント報告10
【ワシの高槻魂2014】
ステージからみた景色は、一生忘れられない風景だった。
ナカノアツシが見たかったのは、この景色やったんか・・・
会場は真夏を取り戻していた。
どこからか集まった人で会場は埋め尽くされていた。
夕日は、スポットライトとなり、会場の人たち一人ひとりにあてて、結果、すべてを明るくオレンジ色に照らしている。
全員にあたったスポットライト。
誰一人欠けても成し遂げることはなかったこの風景。
午前中の雨がまた、心を熱くした。
最後の曲の最後の決めで、ぱしっと決めポーズ。
ふと会場を眺めたその人垣の中に、ひょっこりと顔を出したタコの遊具。
肌色だなあ~
ってことは、ゆでられる前のタコか~
そもそも、マンガでも絵でも、みんな、タコのこと赤く描くんやけど、あれって、ユデダコのことなんよな。
ちゃうねん、タコって、赤色じゃないのよ。
数秒間だと思うが、感動の最後に、なぜか、タコのことを考えていた。
この半年間、タコと一緒に、このステージの夢をみたようなものだ。
何度も会場の下見をして、何度もこの会場で準備にいそしんだ。
タコとナカノアツシとオオバヤシ・・・そして出会った素敵な仲間!これが高槻魂!!
いつかジジイになって、孫を連れてこの公園にきたとき、遠い目でこの青春を振り返るに違いない。
青春は、オッサンにだって、青春は巻き起こる。
キャパをこえて、挑戦をして、かっこ悪くも戦うことに、価値あり。
これを青春と呼ぼうではないか。
青春とは、キャパオーバーと見つけたり。
時間など感じている場合ではないので、あっという間に時は過ぎ、老人となるころには美化され、死に、土にかえる。
この世に生まれた瞬間から、ただ、もくもくと死に場所探しをしているかのように、
いきた。
自分のステージのあと、グランドカラーストーンのライブはもう、言葉にできない感動の塊だった。
「いきた」という自分の感覚。
そこに
「ともにいきた」という感動の塊。
数時間の出来事が、今後の自分を大きく変えていく体験になった。
トクダ ケンジ
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